なぜ無料Webサイトはダメなのか。理由を徹底解説


起業を考えていて「ホームページを作らないとな」と思っているそこのあなた。「お金もかかるしホームページは無料Webサイトでつくろう」なんて考えていませんか?

結論、事業のホームページに無料Webサイトを使ってはいけません。無料Webサイトはコストゼロで始められるため、起業したばかりのころには良さそうに思えます。しかしそこには罠が潜んでいます。

では、なぜ事業のホームページに無料Webサイトはダメなのでしょうか。山口市のホームページ制作者がその理由を解説します。

無料Webサイトとは

無料Webサイトとは、無料サービスを使ったホームページのことです。(専門用語ではありませんが、この記事では便宜上「無料Webサイト」とします)便利なもので、世の中にはホームページを無料で作れるサービスが存在します。

無料Webサイトは完全無料のサービスというよりは、ホームページ作成サービスの無料プランという位置付けがほとんどです。代表的なものにはWixJimdoが挙げられます。

Wix

引用:Wix公式サイト

Jimdo

引用:Jimdo公式サイト

WixやJimdoの他にも無料Webサイトが作れるサービスはいくつかあります。

サービス名特徴
Wix世界中でよく使われているホームページ作成サービス。運営元はイスラエル。
Jimdo世界中で使われており、日本でも人気があるホームページ作成サービス。運営元はドイツ。
WordPress.com世界中で最も使われているホームページ作成ソフト「WordPress」のWebサービス版。
Studioノーコードが売りの国産ホームページ作成サービス。近年広く認知されてきている。
Ameba Owndサイバーエージェントが提供している無料ホームページ作成サービス。誰でも簡単に始められる。
Google SitesGoogleの提供するホームページ作成サービス。Googleサービスの連携に強い。

無料Webサイトのメリット

無料Webサイトがどんなものか分かったところで、そのメリットを紹介します。

  • 費用がかからない
  • 手軽に使える
  • 運用の手間がかからない

それぞれ見ていきましょう。

費用がかからない

無料Webサイトは無料で使えるので費用がかかりません。どれだけ長い期間使ってもかかる費用はゼロです。この点が無料Webサイトの最大の魅力と言えます。

※無料で使えるのは決められたデータ容量の範囲内に限ります

起業したばかりで資金に余裕がない人にとっては、一見ありがたいサービスです。

手軽に使える

多くの無料Webサイトは初心者でもホームページが作れる仕組みになっています。本来ホームページはプログラムを書いて作るのですが、無料Webサイトは知識ゼロでも簡単に作れます。

運用の手間がかからない

無料Webサイトはネット上のサービスなのでホームページを運用する手間がかかりません。ホームページに関する専門的なことはサービス提供者がやってくれます。

本来、ホームページ運用には以下のような作業が必要です。

  • セキュリティ対策
  • バグの修正
  • 互換性管理

しかし、ほとんどのことは運営会社がやってくれるのであなたが気にする必要はありません。ホームページをつくることだけに集中できます。

無料Webサイトがダメな理由

それでは本題の「無料Webサイトがダメな理由」を説明します。

  • 事業の信頼性が下がる
  • 細かな調整ができない
  • 放置してしまいがちになる

なぜダメなのかを知れば、事業のホームページに無料Webサイトを使おうとは思わなくなるはずです。ぜひ丁寧に読んでみてください。

事業の信頼性が下がる

無料Webサイトがダメな一番の理由は「事業の信頼性が下がる」ということです。これはホームページを見る側になって考えると分かります。

あなたは、無料Webサイトで作った会社のホームページを見てどう思いますか?

  • 「事業に本気じゃないのかな」
  • 「なんか怪しそう」
  • 「仕事も手を抜きそうだな」

こんなふうに思いませんか。

無料Webサイトは便利ですが、残念ながら会社のホームページを作るほどの機能やスペックはありません。そのため、いかにも「無料で作った」という印象を与えてしまいます。

事業を行うにあたって「信頼性」はなくてはならないもの。しかし、無料Webサイトを使うことによって、本来事業の信頼性を上げるためのホームページが、逆に信頼を下げてしまうのです。

「でも、ホームページを見ただけなら無料Webサイトって分からないんじゃないの?」と思うかもしれません。しかし、以下の理由により無料Webサイトを使っていることはすぐバレます。

  • サービスの広告がつく
  • サービス独自のドメインになる
  • 他のWebサイトにそっくりなデザインになる

以上の理由により、「信頼」が大事なビジネスのホームページにおいて無料Webサイトを選ぶのは「ダメ」なのです。

細かな調整ができない

無料Webサイトは細かな調整がほぼできません。例えば次のようなことは、プランを上げたり自分でコードを書いたりする必要があり、またそもそも不可能な場合もあります。

  • パーツの位置変更
  • フォントの変更
  • 余白の調整

無料Webサイトでは決められたレイアウト・機能に沿って作るので、ちょっとした調整ができないのです。これでは事業のホームページとして十分なものは作れません。

放置してしまいがちになる

無料Webサイトは費用をかけずに設置できるため放置してしまいがちになります。どれだけ放置してもお金はかからないし、いつでも簡単にやめることができるからです。

ホームページを持つということは、定期的に更新する必要があるということ。何ヶ月も更新されず放置されたホームページは「死んだも同然」です。

残念ながら世の中の無料Webサイトのほとんどは、更新が止まったまま放置されています。

無料Webサイトが向いているケース

逆に、無料Webサイトが向いているのは次のようなケースです。

  • 趣味のサイト
  • 期間限定のサイト

趣味のサイト

趣味のサイトには無料Webサイトをおすすめできます。例えば私は趣味で生け花をしているのですが、作品をWeb上で公開するのに無料Webサイトはピッタリです。

作品をWeb上で見られるようにしていれば、友達に「こんなの作ってるよ」とすぐ見せられますよね。無料Webサイトは簡単に作れるので、娯楽や趣味を発信するのに向いています。

期間限定のサイト

期間限定のサイトにも無料Webサイトがおすすめです。例えばイベントを告知するときに、チラシだけでなくネットでも見れるようにしておくと便利ですよね。

「イベントのためにホームページを使いたい」というときにいいでしょう。イベントが終わったらホームページも簡単に削除できます。

ホームページには費用をかけるべき理由

事業のホームページを作るなら少額もいいので費用をかけましょう。上の「無料Webサイトがダメな理由」で説明したとおり、無料Webサイトは事業のホームページには向いていません。

費用をかけてプロにつくってもらうことで

  • 事業の信頼性を上げられる
  • 集客できる

という、事業を行うにあたって大事なポイントをホームページで達成できます。

信頼性を上げられる

プロが作るホームページは素人が作るホームページと雲泥の差があります。私は次のような点で違いがあると考えています。

  • コンテンツ(テキスト、画像、動画など)
  • デザイン
  • 技術的品質
  • 全体の構成設計

以上のようなことは自分でもできそうと思うかもしれませんが、実際はかなり専門性の高いスキルです。素人が一朝一夕で身につけられるものではありません。

そして上のような要素がホームページの品質に直結し、あなたの事業の信頼性を高めてくれるのです。

集客できる

プロが作るホームページは多くの場合で集客を意識して作られています。「集客ってお問い合わせフォームを設置しとけばいいんでしょ?」と思うかもしれませんが、そんなに簡単なことではありません。

例えばホームページから仕事の依頼を受けたい場合は、どんなお客さんの依頼を受けるのか(ターゲットといいます)というところから綿密に戦略を立ててホームページを作ります。

マーケティングを意識して作られたホームページは、そうでないホームページに比べて確実に集客できます。

コストをかけてきちんとしたホームページを作ろう

無料Webサイトは誰でも簡単に始められる反面、多くの欠点が潜んでいます。それらの欠点は事業のホームページを運営していくにあたって致命的なものばかりです。

軽い気持ちで始めてみても、時間が経つうちに「使いづらい」「作りなおしたい」と思うことになるでしょう。そのような事態を避けるためにも、はじめからプロに作ってもらったほうがいいです。

この記事を読んだあなたは、無料Webサイトで失敗することがないよう事前によく考えてからホームページを作りましょう。